初めまして♪
ベリッシモビューティー教室 代表の常盤です😊

ここでは、私がこのビューティー教室を作るきっかけになったことと想いをご紹介したいと思います。

 

 

今から7年前、不思議な女性を見かける



 私が名古屋の街が見えるガラス張りのフリースペースで仕事の作業をしていた時のこと。

遠くから長身でスタイルも良い女性が歩道を歩いていたんですね。 近づいてくるにつれて違和感を覚えるようになり、目は釘付けになりました。それは、服や髪はしっかり決まっているのに、顔はなぜかすっぴん。


その姿はちょっと異様ながらも顔も整っているので、

「すっぴんで名古屋の街歩くなんてすごいなー。相当自分に自信があるんだろうなー」

と眺めていたんですよ。
そしたら、私がいるガラス張りの店内に入ってきたんです。奥にある化粧品コーナーへ向かって歩いていき、店内の美容部員のような方へ話しかけていきました。 なんだろうと目で追うとメイクアップアーティストがメイクアップルーム前で待っていて、そのまま一緒に入っていきました。

私は「ほー。メイクしにもらってきたんだな」と何も気にせず仕事を続けました。

フリースペースはいろいろなお客さんで賑わっています。メイクアップルームの隣では、ガラス張りのクッキングルームがあり、料理教室が行われていました。

気晴らしをしつつも2時間ぐらいした頃合いでしょうか、さっきの女性が出てきました。メイクアップアーティストさんにお辞儀をして挨拶している後ろ姿が目に入ります。 僕はぼんやり眺めながら、メイクアップアーティストさんも補足説明のような説明をしていました。



メイクの力を目の当たりにする。


 一通り説明を終えたようで、女性が振り返り出口に向かったその時、私はものすごく感動したんですね。すっぴんの時よりすごく艶やかで整った顔立ちになっていたのです。 その変化ぶりに、「女性ってここまで変わるんだ! 」と私は目を疑ったんです。

 その女性は、メイクアップアーティストさんにパーソナルメイクアップレッスンを受けていたようで、その光景を目の前で目の当たりにした私は、メイクアップアーティストさんかっこいいなと思ったんです。 その感動がきっかけで、「自分も女性をメイクアップさせてあげれるようにしたい!むしろしたい!!」と思い、その1週間ほど後にはメイク道具一式やコスメ総額50万円ほどを現金で揃えてしまったんですね。決して僕が軽はずみで動くタイプではないですが、女性をあそこまで変えてしまって、そして出口へ歩いていく女性の姿が自信満々で輝いているのを見た時、私もそれを与えたいと思えたんです。その感動に突き動かされて、50万円ものスキンケアからメイクアップまでの化粧品を揃えてしまったわけなんです。


 揃えた日から、仕事終わり後深夜1時から3時まで、夜な夜な自分の顔に練習でメイクを施すわけです。友人が連絡なしで遊びにきた時には「うわっ!キモっ!!」と言われて誤解を解くのに必死だったときもありました。

しかし、全くメイクがうまくいかないんです。自分でやってて自分の顔が気持ち悪くなるんです...笑 ジャニーズみたいにかっこ良くなればよかったんですが、真逆でもうクレヨンしんちゃんの世界だったんですよ...笑


 

 

メイクの難しさを思い知る


 実際にメイクをやってみて、メイクって「白いキャンパスに絵を描くより難しい」「メイクをしている女性や男性ってすごいな」と思ったり、「会う時にメイクしてきてくれる人たちに感謝しないといけないな」「メイクをしてきてくれるなんて、なんて嬉しいことなんだろう」と思える経験になったんです。また、メイクアップセミナー、スキンケアセミナー、勉強会なども調べて通い詰めました。

 多い時は月に10個受けるほどです。それを伝えた友人や祖父からは「美容専門学校に行ったらどうだ。手に職つけるのは良いことだと思うぞ!」とまで言われました。ですが、自分は25歳の社会人からまた学生に戻るのは厳しいものがありました。それから、女性の友人にお願いしてメイクをさせてもらいました。スキンケアはバッチリでしたが、メイクアップがダメで、友達にメイクアップした顔が「怖いっ!🤣」といわれ、すっぴんで帰っていきました😂 今から思えば、集団セミナーだけでなく実践的なパーソナルレッスンを受けていればよかったと思いましたが、パーソナルレッスンだと受講料が跳ね上がるので当時の私には厳しかったかもしれません。それから程なくして挫折をすることになりましたが、それ以来メイクをしている女性には今まで以上に感謝と尊敬の念が出たのでした。しかし同時に、メイクが上手にできない人たちの気持ちも理解することにもなりました。セミナーやパーソナルレッスンなど、その場限り・一度限りのものではメイクの技術はものにできないだろうな、これは継続的なフォローが必要だと感じたのでした。


スクール誕生の瞬間


 それから6年後、あることがきっかけでこの教室ができることになります。 それは、私の妹が「化粧品検定1級」を取ったことがきっかけでした。妹はメイクがすごく上手な上に、資格も取っただなんてすごいことだ!と思ったんです。早速、妹に「お母さんにメイクしてあげない?」と言いました。妹も「やってみる」と言い、私の持っているスキンケア用品・メイク道具を全部持っていきました。私のメイク道具を広げた時に妹が言った言葉が今にも脳裏に焼き付いています。

「こんなにたくさん... 女性の夢そのものじゃん!」と。

それを聞いた私は思いました。


「メイク道具揃えるだけでも女性にとっては夢見る光景なんだな」と。

 

そうこうあって妹は母にメイクをし始めました。母はメイクは上手ではない母でした。メイクをしてもらった後の母を見たら、母が照れるように自分の顔を見ていました。 私はこれは本当に素敵なことだなと思ったんです。 それを機に、「ねぇ、メイクが苦手な女性の方にメイクを教えてみないか?」と妹に言ったことがきっかけでこの教室が産声を上げるきっかけになったのです。 創業メンバーは、美容師である友人も輪に入り、実際に教室として運営をしていくわけです。

 現在は、その当時の妹や講師は、育児や私情により引退してしまいましたが、私のこの想いと志を共にする素敵な講師と共に今もこの教室は在り続けています。 メイクアップアーティストに頼むと1回だけでもすごく高額です。メイクで悩みやすい学生や社会人なりたての方達にとっては、とても勇気が必要な金額です。 私は気軽にメイクレッスンを受けれて、そして忙しい社会人の方にも時間や場所に縛られずライフスタイルに合わせて受けれる教室を作ってあげたい、そう決意したのです。

 私の体験談はここまでとしまして、この感動は男性でも女性でも感じることだと思います。そして、趣味の領域でも今流行りのコスプレメイクやざわちんを初めとするマスク美人・美男子メイクなど多岐にわたります。


教室へかける想い・実現したい願い

よくこんな言葉を耳にします。

「自分を愛せない人は他人をも愛せない」。

私は「メイク」には自分をより愛おしく・大切に思わせる力があると感じます。その力で自分への愛が深くなるにつれ、より他人をも愛すことにつながる。だからありのままの自分に自信が持てるようになる。そんなツールとしてメイクが存在しているのだと私は感じています。


 私は、この教室を通じてみなさんにはもっともっと自分を好きになって自分を愛してほしい。自信のない女性や男性は一度レッスンを受けてみて変わった自分を見てください。きっと大きな気持ちの変化が生まれるはずです。またメイクをしている方への感謝の気持ちや尊敬の気持ちなど、感じる世界観も広がります。そういう経験が小さな幸せやありがたさに気づかせてくれ、幸せの輪を広げていくのだと私は思います。私はその輪を広げていきたい。そんな想いで、この教室を運営しております。

 もし、忙しいけどメイクレッスンを受けたい方やメイクの仕方がわからない方は、是非当教室をお役立てください。

講師一同、あなたの素敵なメイクデビューを応援すべく、精一杯お力にならせていただきます。


ベリッシモビューティー教室 代表 常盤博之

2022.2.28